相続時に要注意!意外と忘れがちな8つの解約手続き
相続をした後に、亡くなった被相続人が何らかの契約を結んでいた場合、解約の手続きをする必要があります。意外と忘れがちですが、残された人が思わぬ損をすることにもなりかねないので解約手続きは重要です。今回は相続の際にチェックしておきたい解約手続きを紹介します。
この記事の目次
相続の際に確認したい解約手続きの種類

(1)クレジットカード
クレジットカードはクレジット会社に連絡することで解約することができます。生前にどのクレジット会社のカードを使用しているか、共有しておくのが大切です。最近では死後のことを記したエンディングノートを書く人が増えていますが、エンディングノートにはこうした情報を書く欄もあるのできちんと記してあれば戸惑うことはありません。
また、基本的には、クレジットカードは、財布に入っているはずですので、財布に入っているクレジットカードを見て、カード会社に電話し、解約しましょう。
(2)インターネットのプロバイダーやネット会員
インターネットのプロバイダー契約や、ネット会員になっている場合には、クレジットカードや銀行口座を止めることで請求書が送られてきます。この請求書が来てから、必要ないと判断したら解約しておきましょう。インターネットが普及した最近ではYahoo!プレミアム会員に加入している人も少なくないので、一度チェックしてみると良いでしょう。
必要のないものでも、解約しないと料金が発生しつづけますので早めに解約しましょう。
(3)携帯電話やNTTなど
携帯電話や、NTTなどの電話を使わない場合は、携帯会社やNTTに連絡して解約しましょう。近くの携帯ショップなどに持っていくことで、解約してくれます。
(4)互助会積立金
互助会とは、結婚式やお葬式などの冠婚葬祭に備えて会費を積み立てていくシステムのことです。銀行口座を止めると連絡が来ることがあります。加入されていた場合には、解約しましょう。
(5)USEN、ケーブルテレビ、WOWOWなど
ケーブルテレビや有料チャンネルなどは忘れやすい契約でもありますが、利用しない場合にはきちんと企業に連絡をして解約しましょう。
(6)フィットネスクラブ会員
しばらく出席がないとクラブの方から連絡が来る場合もありますが、来ない場合でもフィットネスクラブを利用していたことがわかっている場合は、直接連絡をして解約しましょう。
毎月通帳から自動で引き落としとなっていることが多いので、亡くなった方の通帳を確認すると、フィットネスクラブにお金を払っているかどうかがわかるでしょう。
(7)航空会社のマイレージ
貯まっているマイルは、家族の場合は移行が可能なので、航空会社に相談しましょう。移行したマイルは家族が使うことが可能です。ただし家族以外へのマイルの移行はできません。
(8)リース契約
自営業などの事業を行っていて、何らかのリース契約を結んでいる場合には、リース会社に問い合せましょう。料金を支払っている途中で亡くなってしまった場合でも契約を解約できることもあるので、一度相談してみるのが良いでしょう。
まとめ
死亡した後には、解約しなければならないものが意外と多いので、どんなものに月々お金を払っているのかを把握する必要があるでしょう。
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