密葬とは
密葬とは
故人の親族や親しい知人、友人のみで小規模に執り行われる葬儀を密葬と呼びます。
小規模と言っても、その規模の小ささは各遺族関係や、故人により変わりますので、参列者が何人から密葬であると決まって言いきれるものではありません。
密葬を取り行う理由は、大きく分けて二つあります。
一つは通常の葬儀をすると場が混乱したりする場合、またはあまり公に葬儀を執り行いたくない場合などです。
例えば著名人が亡くなられた場合など、故人をしのんで葬儀に参列したいと思う人の数ははるかに多く、またマスメディアなども駆けつけたりするなど葬儀の場が混乱することが予想されます。
その他に、特別な原因により亡くなられた故人とその遺族の感情を考慮して公にはしたくないという場合もあります。
もう一つの密葬が執り行われる原因は葬儀の費用をできるだけ縮小するためです。
何百人と参列することのない葬儀であっても、通夜、葬儀とその費用は遺族にとって小さい額ではありません。
それら余計な支出を遺族に負担させない為に、密葬が執り行われることもあり、故人が遺言で自らの葬儀は密葬にするようにと残すこともあります。
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