FXポジションを相続する手続き
FXポジションを相続する手続き
FXポジションとは、損益が確定していない買い注文や売り注文のことです。
安く買って、高く売るか、または高い時に売って、安い時に買えば利益が出るわけですが、買ってからまだ売っていない状態、売りに出してからまだ買っていない状態がポジションという状態です。
さて、このFXポジションを相続することはできるのでしょうか。
通常、相続が発生したら、ポジションがあってもなくても、亡くなった方の銀行口座は閉じて、その残高を相続することになります。
その金融機関に口座を残す場合にも、新たに相続人名義で口座を開設することによって、実質名義変更をしたものと同じようになります。
ですから、FXポジションをそっくりそのまま名義変更して相続することはできませんから、相続の手続きを申し入れて、差し引きの金額ごと相続人の名義の新口座に移すことになります。
口座のある金融機関に問い合わせて、相続に関わる書類の提出と共に口座開設の申し込みをします。
相続の手続きはどちらにしても必要になりますから、早めに手続きをしておいた方がいいでしょう。
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相続手続き編